速記文字資格
速記文字の資格を取得するためには、速記技能検定を受験することが必要です。
速記技能検定には受験資格はありませんのでだれでも受験することができます。
速記文字を扱える人は、官公庁や大手企業・裁判所などで活躍することができますので、よいのではないでしょうか。
速記技能検定には、1級〜6級までの試験があります。
1級の合格率は15%前後と、かなり狭き門となっていますので、かなりの勉強量が必要となってきます。
速記文字は外国語の勉強とは異なり、聞いた言葉を暗号のような文字で表現することが特徴です。
後で、その暗号のような文字を翻訳することになりますので、その技術と早さがポイントになるのです。
現代社会ではボイスレコーダーという便利な機械がありますので、かなり需要は減ってきているように思えますが、まだまだボイスレコーダーが使えない場面もありますので、速記文字の資格を持っている人のニーズは高いものです。
あるいは、別段、それ専門の職業に就かなくとも、様々な業種において、いま聞いたことを素早く記録しておき、自分の勉強として、知識や技術の向上に役立てるという意味では、どのような場面でも、この速記という技術を持っていることは大変有力なものとなり得ると考えられます。
【国会中継などでも速記文字の資格者は活躍しています】
テレビで国会中継を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
国会で答弁している人の後ろには、速記文字の資格者が書記をしています。
2名体制で行うことが原則ですので、一番有名な速記者なのではないでしょうか。
この方達のレベルまでは行かないとしましても、まだまだ企業では速記者が活躍できる場面が数多くあります。
速記を身につけ様々な場面で活躍出来るよう、共にがんばりましょう。
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