公害防止管理者資格について
まず、 公害防止管理者の仕事は、
要するに、公害が周囲に起こらないように防止することです。
法律で、エネルギー産業などの指定工場において「公害防止組
織」の設置が義務となっています。
ですので、公害防止管理者の資格が必要となっています。
それに公害を未然に防ぐためにはしっかりした知識が必要で
すね。
そのために、公害防止管理者等資格認定講習があります。
資格を取得したい方は、是非、参加しておくべきでしょう。
次に、公害防止管理者の資格を難易度から見てみました。
ちなみに国家資格になります。
ただし、合格率は毎年20%程しかなく、難易度としては高い方
です。
難易度が高いのは、内容が多岐に渡っているからです。
合格するためには、幾つもの科目に合格しなくてはいけませ
ん。
そこで、一つの科目が合格しているなら3年間だけ、その科目が
免除。というルールになっています。
ですので、何年もチャレンジする人は沢山います。
内容ですが、13の区分が存在し、自分の目的に合った内容を選
択する試験形式になっています。
ちなみに、各科目60%以上の正解率なら合格となります。
試験は、10月上旬に実施されています。
そして、申し込み期間は7月初旬から7月下旬となっています。
合格発表は、12月中旬となっています。
受験区分により異なりますが、受験料は 、6,400円から6,800
円くらいです。
お問い合わせ先は、
一般社団法人 産業環境管理協会になっています。
ちなみに、学習法としては、
ここはやはり、過去問を解くことから始めましょう。
要するに、大体出題されやすい問題は決まっているからです。
なので、間違えたらどこを間違えたかしっかり確認しておくこ
とが必要です。
もしも、法律や分析方法がわからなければ公式テキストを利用
すべきでしょう。
ネットでも調べることができます。
他にも、計算問題については、公式を丸暗記すればある程度対
応できるようです。
苦手問題は何度でもチャレンジし、克服することが大切です。
ただし、全科目合格しなくては、資格は取得出来ません。
最後に、試験には時間制限がありますので、
試験一か月前には、時間制限を設けて、時間内に問題を解く訓
練をしてみましょう。
とにかく、本番前のシュミレーションは重要です。