ドイツ語技能検定試験とは
ドイツ語技能検定試験は、
ドイツ語を学習する人々の実力を正しく評価を行い、
その後のドイツ語学習に活用してもらうことを目的に、
1992年から実施されている、
我が国で唯一のドイツ語検定試験です。
ごく初歩的なレベルである5級から、
かなりの上級レベルとみなされる1級まであり、
毎年、年2回ほど試験が実施されています。
1級の受験は秋のみですが、
2級から5級までの受験は春と秋の2回ほど受験出来ます。
ドイツ語技能検定試験は、
公益財団法人 ドイツ語文学振興会 独検事務局が取り組んでいる
民間資格であり、
受験資格の制限はなく、どなたでも受験することが出来ます。
合格率ですが、
初歩的レベルである4級で60%程度と、
難易度としましては、一般的レベルであると言えます。
試験日は年2回、6月と11月に実施されています。
また、受験料は4級で4000円となっています。
受験にあたっての学習方法ですが、
これは、独学と、学校教育での学習があるでしょう。
まずは、主な各級の区分けと基準を見てみましょう。
【4級】初歩的な文法規則を理解し、日常生活に必要な表現や文
を運用できる。
【3級】初級文法全般にわたる知識を前提に、簡単な会話や文章
が理解できる。
【1級】標準的なドイツ語を不自由なく使え、ある程度の専門性
をもったテーマについて読み、口頭で意見を述べること
ができる。
※区分けとしましては、以下があります。
【5級】【4級】【3級】【2級】【準1級】【1級】
試験方法としては、
【2級〜5級】筆記試験・聞き取り試験
(部分的な書き取りもあり)
【1級・準1級】1次試験:筆記試験・聞き取り試験
2次試験:口述試験
となっています。
さて、気になるドイツ語技能検定試験の合格率ですが、
以下のようになっています。
【5級】85.7%、【4級】61.9%、【3級】52.3%、【2級】51.9%
【準1級】30.9%、【1級】19.6%
そして、試験日は、
春期:6月(2級〜5級のみ)、秋期:11月(全級)※ただし、1
級と準1級の2次試験は翌年1月に実施されています。
試験の申込み期間ですが、
春期:4月〜5月(2級〜5級のみ)、秋期:9月〜10月(全級)
になっています。
また、試験地は、全国の主要都市で行われています。
受験料は、
【5級】3000円、【4級】4000円、【3級】6000円、【2級】7000円
【準1級】10000円、【1級】12000円
です。
申し込み方法は、
大学生協か特約書店にて願書を入手し、郵送する方法や、下記に
記す問い合わせ先から願書を入手し申し込む方法があります。
問い合わせ先:
公益財団法人 ドイツ語学文学振興会 独検事務局
〒113-0033
東京都文京区本郷5-29-12-1006
TEL: 03-3813-0596