フォークリフト運転者資格取得方法について
フォークリフトの活躍場所は、主に製造業の工場や物流センター
を中心とした倉庫がワークフィールドとなっております。
また、日々トラックで、製品や材料が運びこまれる現場ですと、
フォークリフトを使って荷物を自社の倉庫内に運搬したり、棚の
高い場所にしまったりするなど、小回りが利くメリットを活かし
ながらも、整理整頓や荷物の出し入れをする事が可能ですので、
求人のニーズも高まっています。
そんなフォークリフト運転者の免許取得方法ですが、
陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)のウェブサイトか
ら問い合わせる事が可能となっています。
受験場所についてですが、
フォークリフト運転技能講習を実施している、それぞれの都道府
県支部における講習予定を確認して受験する事ができます。
あるいは、各自動車教習所においても講習を受ける事が可能な教
習所もあるようです。
詳細と致しましては、
各運転免許(大型、中型、準中型、普通、大型特殊限定)を保持
していて、フォークリフト特別教育を終了しており、
実務経験を3ヶ月以上、または大型特殊自動車免許を持っていれ
ば、11時間の講習のみが必要となっております。
また、各種免許を保持しており、特別教育は受けていない場合に
は、31時間の講習を受ける形となっております。
なお、資格を取得するには、勉強よりも正確に、そして慎重に荷
役作業を行う必要がありますので、筆記の要素につきましては、
そこまでの難易度は求められておらず、比較的合格率は高い資格
だと言えるでしょう。
また、フォークリフト運転免許を取得して履歴書に書く場合には、
資格の正式名称としましては、
『平成◯年◯月◯日 フォークリフト運転技能講習終了』と記載
をすることになります。
因みに、管轄や主催は「厚生労働省「となります。
上記の様に、必ず資格を書く場合には略語でなく、正式名称なら
びに日付を入れる様にしましょう。
そして、受験資格につきましては、18歳以上となっており、
試験内容につきましては、教習期間で講習を受けて終了試験に合
格する事により、取得する事ができるようです。
また、資格取得後には、
最大荷重1トン以上を含めた全てのフォークリフト、ストラドル
キャリア、コンテナキャリア、トップリフター、クランプリフト
を運転する事ができます。
尚、【学科講習】につきましは、
『走行に関する装置の構造および取り扱いの方法に関する知識』
が4時間、『荷役に関する装置の構造および取り扱いの方法に関
する知識』が4時間、『運転に必要な力学に関する知識』が2時
間、『関連法令』が1時間となっております。
そして、【実技講習】では、
『走行の操作』が20時間、『荷役の操作』が4時間となっており、
その他に点検などを含めまして、
試験は減点方式で行われ、最終的に、持ち点100点中70点が残っ
ていれば合格となります。
最後にフォークリフト運転技能講習についての問い合わせ先につ
いてですが、これにつきましては、
各都道府県労働局安全課や労働基準監督署、また、各都道府県の
労働基準協会および陸上貨物運送事業労働災害防止協会などとな
っておりますので、受講を希望される方は、上記へお問い合わせ
をお願いいたします。