福祉住環境コーディネーター検定試験資格について
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者のためのバ
リアフリー住宅などを提供する専門職のことを指し、福祉住環
境コーディネーター検定とは、その知識を持っているというこ
とを表す検定試験のことです。
国家資格ではありませんが、福祉住環境コーディネーターの資
格を持っていますと、介護ショップや福祉用具メーカーだけで
なく、リフォーム会社や医療関係などで活躍する機会が増えて
くると思われます。
【試験日程と受験資格】
年2回実施されており、7月と11月頃となっております。
2018年は、4月末〜5月末が申込み(7月が試験日)と、
9月中頃〜10月中頃が申込み(11月が試験日)でした。
合格発表は、試験日から1ヶ月〜3ヶ月後です。
受験資格は、
特に制限はありませんが、1級は、2級に合格しないと受検でき
ません。しかし、2級と3級は併願できます。
【試験内容】
2級と3級は、マークシート方式で2時間、1級は、マークシート
方式と記述式で計4時間となっております。
【受験料と試験地】
1級が10,800円
2級が6,480円
3級が4,320円
となっております。
試験地につきましては、各地域の商工会議所となっております
が、居住地区の商工会議所が会場とは限らないため、予め場所
を確認しておくようにしたほうが良いでしょう。
【合格率と難易度、受験者数】
3級は、合格率が40%〜60%程度と比較的高く、きちんと勉強す
れば、合格の可能性は高くなるでしょう。
しかし2級では、合格率がその時によって違いがあるようで、
40%〜50%程度の合格率の時もあれば、合格率が約10%の時も
あるようで、油断できないレベルと言えるでしょう。
また、1級は合格率が10%にも届かないくらいであり、難易度も
高く、相当な勉強が必要だと考えられます。
全ての級を合わせますと、2017年度の受験者数は4万人近く存在
し、多くの受験者が受験していることが分かります。
【勉強方法】
テキストを購入して、独学で勉強するか、通信講座で勉強でき
ます。
学習は暗記、内容理解、問題に慣れる、の3点が大切と思われ、
各自が得意な分野から取り組んでいきますと、頭に入りやすく
なります。
【検定申込み方法と問い合わせ先】
インターネットか電話で申込み、郵便局かコンビニで受験料を
支払います。
問い合わせ先は、
東京商工会議所の検定センターで、
https://www.kentei.org/sp/ に記載があります。
電話かホームページから問い合わせができます。
TEL: 03-3989-0777
(土日・祝日・年末年始を除く 10:00〜18:00)